休眠、冬眠のお詫び
家族(実弟)が進行したガンに犯されている事が分かりました。
子ども本を読むよりガンの本を読んでいる時間が多く、絵本や物語を読んでアップする心のゆとりや楽しむ気分がわいて来ません。
集中して祈り、自分のできることで家族とともに、弟を支えたいと思っています。
そんなことで、しばらく休眠・冬眠をいたします。申し訳ありませんが、ご理解をお願いいたします。
ゆとりや楽しむ気持ちがまた心の奥底から沸いてきたら、再開します。
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家族(実弟)が進行したガンに犯されている事が分かりました。
子ども本を読むよりガンの本を読んでいる時間が多く、絵本や物語を読んでアップする心のゆとりや楽しむ気分がわいて来ません。
集中して祈り、自分のできることで家族とともに、弟を支えたいと思っています。
そんなことで、しばらく休眠・冬眠をいたします。申し訳ありませんが、ご理解をお願いいたします。
ゆとりや楽しむ気持ちがまた心の奥底から沸いてきたら、再開します。
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●魔女からの手紙 作:角野栄子 ポプラ社
これは、なかなかに豪華、かつ「おいしい」本だ。
設定としては、ヤヤという女の子が手紙を受け取ります。でも、ひいおばあちゃんの「ふかもカスレ」さん宛。切手がとても変わっているのです。
ひいおばあちゃんは変わった友達がいっぱいいたのよ、というおばあちゃんの言葉を思い出して、微意おばあちゃんのものが入ったバックを空けて手紙を読んでいくのです。
ということで、ここからがごーか、何しろお手紙の文と絵がならんでいて、その絵が、絵本界の大御所かつ人気のある面々なのですねえ。ブルーナさん、和田誠さん、黒井健さん、五味太郎さん、今は亡き、長新太さん、わたしの好きなスズキコージさん・・・ページをめくるごとに趣も違って、何より文も不思議でおもしろくておいしいのです。
手元に一冊ほしいと思っています。
★中学年から
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●すずめのおくりもの 作:安房直子 絵:菊地恭子 講談社
またまた安房さんの本。おいしいお豆腐やあぶらげを作るお豆腐屋さんに、スズメたちが豆をもってやってきた。
それで、ちっちゃいあぶらあげを作ってほしいというお願いだ。スズメの学校の新入生のお祝いにしたいのだといういう。お豆腐屋さんは、願いを聞いてちっちゃなお豆腐を作り、油揚げを作ってあげる。
なんだか、手作り豆腐を作りたくなる本。さこの本、低学年用だが、お豆腐が豆からできていて、あぶらあげはお豆腐をつくって、それを油であげるなんていうことがさり気にわかる.さらにだ、スズメはお礼にちっちゃなすてきな重箱に入った贈り物を持ってくる. これは「舌きりスズメ」を本歌取りしたわけで、日本の昔話を下敷きにしていて、これまたいいなあ。(高校生で、このお話を知らない子がいたもんねえ。)
★ 低学年より
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●今日からは、あなたの盲導犬 文:日野多香子 写真:増田勝正 岩崎書店
ノンフィクションである。アイメイト協会の1000頭目の盲導犬セロシアが、盲導犬歩行指導員の原祥太郎さんの指導で、盲導犬となるまでの訓練のようすを追っている。
セロシアは、ラブラドールレトリバーである。生まれて2か月で、飼育奉仕をしてくれるおうちに連れて行かれる。いわゆるパピーさんと呼ばれている家庭である。そこで、思いっきり可愛がられて一年。いよいよ訓練が始まる。
音に驚いたり、町できょろきょろ、乗り物に酔ったりする犬はこの訓練の過程で不適格になる.そうして、いよいよ、目の不自由なパートナーとのお見合い、一ヶ月の訓練。セロシアのパートナーになったのは、大石さんという女性だ。彼女のその後、セロシアといっしょに幼稚園でコンサートをしている様子まで紹介されている。
薄い一冊だが、盲導犬のすべてがわかる、訓練詩の仕事がわかるという本だ。盲導犬(アイメイトという)たちの霊園まであるのははじめて知った。
★中・高学年から
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●グラタンおばあさんとまほうのアヒル 作:安房直子 絵:いせひでこ 小峰書店
安房さんといせさん、わたしの好きな作家と画家の組み合わせだ。
内容も、もちろん、期待を裏切りませんでしたよ。
グラタンが好きな一人暮しのおばあさんがつかうお皿には、きいろいエプロンをつけたアヒルさんが一羽描いてある。
おばあさんが具合の悪い日、このアヒルが、話をはじめた。
アヒルのエプロンのポッケ、何とドラえもんのポケットおんなじ。ホウレン草とか、キノコとかおばあさんが買い物にいけないときに出してあげるんですわ。でもおばあさんはだんだん怠け者になって、自分で買い物に行かない。で、アヒルはついに嫌気がさしてさらから飛び出して旅に出た。男の子にあったり、ふうせん売りのおじさんにあったり。みんな、やさしんだよね。それで、繊細で、しかし、おおらかなタッチの絵がとってもいい。風船をつけて大空に舞い上がったアヒルは結局おばあさんのおうちに帰ってくる。おばあさんは自分で買い物にいってグラタンをつくていた。でもいうんですね、「今日はわたしは食べないで我慢する、おなかをすかしているおまえ(アヒル)にみんな上げる」。めでたし、めでたし。 あわさんのお話、やっぱりすきです。
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●なぞなぞの絵本 文:ベネット・サーフ 絵:ロイ・マッキー 訳:いぬいゆみこ
岩崎書店
ページをめくると、産地「アメリカ」直送のなぞなぞがいっっぱい!という赤い文字が踊っている。
とりは、なぜ、みなみへ とんでいくの?という文字とともに、鳥が三羽とんでいる。
ぺーじをめくると
あるいていくには とおすぎるからさ。
しっぽないいぬって?
ホットドッグ。(これは、アメリカらしいよね。)
キリンだけもているのは? キリンの子ども(あのね・・・こういうのって、なぞなぞですか・と突っ込み入れたい)
同じような突っ込みれたいのに
しょうぼしの おじさんが あかいズボンつりをしているのは なぜ?
ズボンがおちないように、さ。(あほくさ 笑)
てな調子の吉本が冷笑しそうな寒い笑いがかわいい絵とともに並んでる。
ここまで、「寒い」とこれまた笑える、という発見をした。
おもろうございました。
★幼稚園から低・中学年
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●くんちゃんのだいりょうこう 絵:ドロシー・マリノ 訳:石井桃子 岩波書店
岩波・石井桃子さん名コンビの一冊ですね。このくんちゃんのお話は、別の訳者で、岩波ではないところから、シリーズで出ているようですね。
くんちゃんは、こぐまさん。季節は秋の終わり。南に渡っていく鳥が「南はあたたかい」と教えてくれたので、くんちゃんも行くことにしました。一度だけわたっていい?とお母さんにきくと「くまはねるのです」という答えでしたが、お父さんが「やらせてみなさい。」といいます。で、くんちゃんは出かけます、しかし、めじるしの大きな木の下で、お母さんにさようならのキスをしてこなかったことに気がついて戻ります。つぎは、双眼鏡をとりに、そのつぎは、水筒を、そのつぎの次は、麦藁帽子を、そのつぎの次の次はつり竿を。
くんちゃんは丘の上の杉の木の下で戻ってきます。
そしてついに、すこし昼寝をしてからでかけるよ・・・と眠ってしまいます。
なんてことはない物語、でも、お母さんが何度でも戻ってくるくんちゃんを受け入れて必要なものを持たせて、さようならのキスをして送りだしってところはあったかい(子どもはこういうのを読みつつ安心を心に育てる)、そして、子どもはこの繰り返しが好き・・っていうことで名作ですね。
★幼稚園から低学年
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●赤いろうそく 作:新美南吉 絵:太田大八
疲れている時や、心がかさついているときに読みたくなるのが宮沢賢治と、この新美南吉の物語である。それと、みすゞの詩かな。
この中には、でんでんむし、みちこさん、うまやのそばのなたね、里の春・山の春、赤いろうそくの5本が入っている。
ごん狐とかてぶくろを買いに、といった有名な物語に比べれば地味だが、それぞれにい感じだ。
一番最初のでんでんむしは、生まれたばかりのあかちゃんでんでんむしと、お母さんでんでんむしの朝のなにげないお話の物語だ。
「あれ、なあに。はっぱとはっぱのあいだにとおくみえるもの。」
「そらよ。」
「だれか、そらのななかにいるの?」
「さあ、それは かあさんも しりません。」
「そらのむこうに なにが あるの?」
「さあ、それも しりません。」
「ふーん。」
こんな感じ。
人間の親子の会話もかくあるべし、と思ってしまうかわいくて賢くて美しい会話だ。
短いお話が多いので、読み聞かせももいい。題になっている「赤いろうそく」は、山の動物たちが赤いろうそくを、花火だと思って大騒ぎするお話。楽しい。
★低学年から
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●なぞの渡りを追う 作:池内俊雄 ポプラ社
今年もオオヒシクイが飛来した、という報道が地元紙にあった。
オオヒシクイは、ガン、である。日本で一番おおきなガンだが、どこで繁殖をするのかはなぞだった。それを解明するために、ロシアの研究所との共同の調査が始まった。
てな、コメントが裏表紙についている。
しかし、瓢湖の白鳥は知っていたが、このオオヒシクイってい知らなかった。
羽を広げると、人間が両手をひろげたより大きいのですねえ。
これにはびっくり。
こんな大きな鳥が、ヒシノミとかマコモの根っこしか食べないっていうのもはかなげでかわいい気がした。
でもって、繁殖地は、カムチャッカであったのだが。カムチャッカって意外と近いのだよね、実際。
鳥は国境をたやすく越えているんあ、と思った。(横道感想なり。)
この本自体は、よくできていて、地味な研究で成果を出すまでの大変さや地道な努力がよくわかるようになっている。できのいい本だと思う。
★高学年から
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●旅の人 芭蕉ものがたり 作:楠木しげお 絵:小倉玲子 教育出版センター
有名人の基本事項、化学系の基本知識を再確認したいときに私がよく読むのは、こういう子ども向けのノンフィクションとか科学絵本。
これもなかなかよくできておりました。
俳句の基本知識をきちんと踏まえつつ、芭蕉の「蕉風」の成立とその芸術性のついて押さえております。
それまでのこっけい俳諧から脱するために漢詩ふうの俳句まで試みているんですね。
髯風ヲ吹イテ暮秋嘆ズル誰ガ子ゾ 芭蕉
意味:秋風に髯をなびかせて、暮れていく秋をなげいているのは、誰であろうか。
これは唐の詩人杜甫の「秋興詩」を意識して作られたものとか。
という調子で、さまざま再確認どころか、へエーということも多々ありました。子どもの本、侮れないです、日本のこういう手合いの本は実によくできております。
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